近頃は、蛇口を捻ると水が出てくるのは当然となっているので、断水をして水道工事を行うことが困難となってきていて、水が通っている状態のままで施工することができる工法を選ぶ必要性が高くなってきています。

水道を断水をしない状態のまま、工事を進める施工方法のことを不断水工法といいます。不断水工法は、本管から水を通すために、枝管を取り出す分岐工法と、本管を切断した部分にプラグや、仕切弁、ストレーナーなどを差し込むインサーティング工法というものがあります。水を止める方式の差によって、補助金具とバルブを使って機械的に水を止める方法と、液体窒素などといった低温媒体で枝管の中の水を凍結させて止める凍結工法と呼ばれている方法もあります。

凍結工法は、補修弁が壊れている消火栓を取り替える工事や、直径が小さい給水管の水漏れを修理する工事など、限定的に、短い時間で水を止めることによって、本管を断水させることなく進めることができる方法として行われています。不断水工事は本管から直径が小さな給水用の水道管を取り出す方法として導入され始めたという経緯があります。直径が50ミリメートル以上の分岐口径については、日本では割T字管が1961年頃に開発されたことをきっかけにして実用化されています。

不断水分岐のプロセスは、まず割T字管を本管に取り付けて固定し、穿孔機と、仕切弁を取り付け、仕切弁を開けます。そして、前にカッターを進め、本管を穴を開け、穿孔機に取り付けられたドリルを元の状態に戻して、仕切弁を閉じ、穿孔機を取り外し、分岐している側の配管を繋いで、弁を開き水を通します。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *