不断水工法によって配管工事を行う技術がまだ開発されていなかったときには工事現場の近隣で断水が発生していたので給水車を手配したり、周辺に暮らす住民の方たちへ前もって告知しておいたりする手間がかかっていました。

しかし、1957年に不断水の状態で水道管の配管工事を進めることが出来る技術が登場したのです。配管の中の水流を止めることなく作業を進められる工法のことを分岐工法と言います。現在では水道管だけではなく下水道での配管工事にも分岐工法は広く使われているのです。その上に分岐工法だけではなく凍結工法と言う新しい不断水工法も登場しました。

色々な配管工事にこれらの技術が利用されているのですが、それぞれ違った特徴を持っています。分岐工法では既に設置されている配管に割T字管と言う分割出来るT字管を取り付け、更に穿孔機と仕切弁を装着するのが特徴です。穿孔機はドリルが装着されていて、仕切弁を開き穴を既に設置されている配管に開けます。穴が開くときに生じる切クズは外に水圧で押し出されて穿孔機の中に取り込まれるので散らかったり水道水に混ざることはありません。

穴が開いたら仕切弁を閉めてバルブと分岐管を取り付けます。配管の中の水の流れを調節するためには他のバルブを用意することが必要です。凍結工法は配管工事の対象となる部分を液体窒素を使って凍結させ部分的に水の流れを断つという方法で行われます。バルブを使う代わりに凍結させるという新たな発想の工法です。

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